絵手紙は「ありがとう」の気持ちを、言葉以上に温かく伝えられる方法です。
絵に自信がなくても、字が上手じゃなくても大丈夫!
大切なのは“上手さ”ではなく、
“私らしさ”と“気持ち”です。
たとえば、
少しにじんだ線や、ぎこちない文字にこそ、心がこもる。
そんな手書きの一枚が、相手の心にまっすぐ届きます。
このページでは、
絵手紙を始めたばかりの私が、
不器用なりに感じた気づきや工夫をまじえながら、
「ありがとう」を届ける絵手紙の魅力と、
その始め方をやさしく紹介します。
読み進めるうちに、
「どの道具を使おう?」
「どんな言葉を添えよう?」
「どんな絵を書こう?」
そんなワクワクした気持ちが湧いてくるはずです。
まずは、自分らしい一枚を届ける第一歩として、
“ありがとう”の絵手紙、一緒にはじめてみませんか?
- はじめに:私らしく伝える “ありがとう” 絵手紙 書き方
- 「私らしい」ってどう書くの?初心者でも大丈夫!正解のない絵手紙 書き方の魅力
- サインペンでも筆ペンでもOK!道具はなんでもいい お家にあるもので気軽に始める絵手紙道具のおはなし
- 何を書いたらいいか迷ったあなたへ。私らしいモチーフを選ぼう 見慣れたものが、“ありがとう”になる絵手紙の書き方
- まずは書いてみよう!初心者の私の“ありがとう”絵手紙が一枚できるまで・・・
- ちょっとしたひと工夫で私らしく。絵手紙の仕上げを楽しむ書き方作り方
- 誰かに贈っても、自分だけの1枚でも。絵手紙をカタチの記録に♪
- おわりに:上手じゃなくて大丈夫!“キモチをカタチにする”ってこんなに楽しい♪
はじめに:私らしく伝える “ありがとう” 絵手紙 書き方
絵手紙は「うまさ」よりも「私らしさ」で楽しむもの
絵手紙は、うまく書くことが目的ではなく、気持ちを届ける手段です。
上手に描こうとしなくていい、むしろ不器用さが魅力になります。
大切なのは「ありがとう」の気持ちを、あなたらしく表現すること。
潰れた文字でも、いびつな線でも、
それがそのまま「手書きの温もり」となって相手に伝わります。
絵手紙の基本はたった3つ。これだけで始められます!
初心者の方が最初に知っておくべきポイントは、
次の3つでOK!
① 絵・言葉・余白のバランスを意識する
絵手紙は、絵・言葉・余白の3つで成り立ちます。
絵は全体の半分〜2/3を目安に。言葉は短くひとこと。
余白は“余韻”として残しましょう。
② 上手に書こうとせず、気持ちを優先する
むしろ、“下手”なくらいが味になります。
線がふるえても、塗りがはみ出しても、それが「あなたらしさ」です。
実際、絵手紙作家さんの多くも「うまく書かない」を大切にしています。
③ 気持ちを込める言葉を添える
「ありがとう」
「元気でいてね」
「また会いたいな」など、
短くても心に響く言葉を選ぶことが大切♪
考えすぎず、素直に浮かんだひとことを書けば大丈夫!!
まずは、気軽に1枚書いてみよう
準備はシンプルです。
・筆ペンやサインペン(100円ショップでもOK)
・紙、ハガキ(できれば画仙紙ハガキ)
・水彩絵の具 や 色鉛筆(手元にあるもので十分!)
これら3つがあれば、すぐに始められます。
身の回りにある「ありがとう」を思い出して、気持ちをのせて書いてみましょう。
絵手紙は、あなたの“らしさ”がいちばんの魅力
絵のうまさよりも、
「あなたらしさ」が伝わることが、絵手紙の魅力。
誰かの心に届くのは、手書きだからこそ伝わるぬくもりや、あなたの言葉です。
まずは「ありがとう」を、自分らしい形で書いてみましょう!
「私らしい」ってどう書くの?初心者でも大丈夫!正解のない絵手紙 書き方の魅力
「私らしさ」は“がんばって出すもの”ではなく、“自然のあなたそのまま”でいい
絵手紙には“正解”がありません。
だからこそ、
どんな人でも「私らしい一枚」が書けるのです。
絵手紙に
「私らしさってどう出すの?」と悩む人は多いですが、
実はその答えはとてもシンプルです。
あなたが、今感じていること、好きなもの、使う言葉や書き方。
それだけで、もう“あなたらしさ”は十分に表れています。
「もっと自分らしくしなきゃ」と無理に飾る必要はありません。
すでにあなたの中にあるものを、そっと紙の上に置いてあげるだけでいいんです。
自然に心が動いたもの。それが“あなたらしさ”の始まり
たとえば、
朝のコーヒーの香りや、ふと見上げた空の色、今日食べたもの、
道端に咲いていた小さな花など、
心が動いた瞬間を思い出してみてください。
「いいな」「ちょっと好きかも」と思った、
その気持ちが“らしさ”のタネです。
うまく書こうとするより、“感じたものを選ぶ”ことが何より大切です。
言葉ひとつにも、あなたらしさはにじむ
そして、
それにシンプルなひと言を添えるだけで、立派な絵手紙になります。
それは相手に伝えるメッセージであり、あなたの気持ちのカケラです。
特別な表現じゃなくて大丈夫!
「ありがとう、うれしかったよ」
「元気そうで安心しました」
「今日の空とってもきれい!!」
どんな言葉を選ぶかで、
自然とその人らしさが伝わります。
あなたの声・気持ちのリズムが、そのまま“らしさ”になります。
ふるえた線も、にじみも、“そのままのあなた”の証
ふるえた線も、色のにじみも、
あなたが誰かを想って描いた証拠。
上手に描けなくても、その想いはちゃんと伝わります。
完璧じゃなくていい。きれいじゃなくていい。
そのままの線、そのままの言葉…
それが「自然のあなたそのまま」=“私らしさ”です。
飾らず、そのままの自分を表現してみてください!
あなたの“らしさ”は、すでにその手の中にあります。
サインペンでも筆ペンでもOK!道具はなんでもいい お家にあるもので気軽に始める絵手紙道具のおはなし
おうちにあるもので、絵手紙は十分始められます!
絵手紙に特別な道具は必要ありません。
サインペン、ボールペン、色鉛筆など、家にあるもので大丈夫!
「まずは書いてみること」が大切。
気負わず、手に取れるもので一歩踏み出してみましょう!
家にある道具でも、こんなに味が出せる!
たとえば、こんな道具でもOK
・サインペン(100円ショップでも◎)
・筆ペン
・色えんぴつ
・クレヨン
書きたい気持ちが湧いたときに、
すぐ手に取れる道具があれば、それで十分です!
実際に道具を変えて書いてみました
サインペン:素朴でカジュアルな印象。線がくっきりして初心者向き。
筆ペン:線に強弱が出て「和の雰囲気」に。慣れると表情豊かに書けます。
色えんぴつ:柔らかな色合いで優しい雰囲気に。
クレヨン:色がしっかり出て、素朴であたたかみのある仕上がりに。
目的と気分で道具を選ぼう!
▶ 「まず書きたい!」なら
→ サインペン or 色鉛筆で十分!!気軽に始められて失敗も怖くない。
▶ 「和の雰囲気を出したい」なら
→ 筆ペン or 色筆ペンがおすすめ
▶ 「色で遊びたい」なら
→ クレヨンや絵の具もチャレンジ!
最初の一歩は「家にあるもので書いてみる」こと
絵手紙を始めるのに、立派な道具や特別な準備は必要ありません。
サインペンでも色鉛筆でも、
引き出しの中に眠っているもので十分!
まずは「書いてみたい」という気持ちがあれば、
それがなによりのスタートになります。
いま手に取れる道具から始めてみて、
書くことに少しずつ慣れていくうちに、
「もう少しこんな風に書いてみたい」
と思ったタイミングで、
新しい道具にチャレンジすれば大丈夫!
一番の魅力は、“始めたその瞬間から楽しめる”こと。
まずは身近なペンで、あなたの「ありがとう」を一枚にしてみませんか。
何を書いたらいいか迷ったあなたへ。私らしいモチーフを選ぼう 見慣れたものが、“ありがとう”になる絵手紙の書き方
「ありがとう」は、“日常の中”から見つけられます
「何を書けばいいかわからない」
そんなときこそ、身のまわりの中にある、
小さな気づきに目を向けてみてください。
特別なモチーフじゃなくて大丈夫!!
たとえば、
読みかけの本や、焦げちゃった朝食のパン、
買い物帰りのエコバッグや、夜に飲んだご褒美のビール。
どれもあなたの日常の一部であり、
「ありがとう」とつながる大切な思い出です。
大切なのは、
“誰かを思い出すきっかけになるモノ”を書くこと。
それが、
あなたらしい「ありがとう」の伝え方になります。
絵の上手さよりも、気持ちのこもった目線こそが、
絵手紙の一番の魅力♪
見慣れた中にある“ありがとうのタネ”を探して、
まずはひとつ、書いてみましょう。
「ありがとう」を感じた瞬間を思い出してみよう
まずは最近の生活をふり返ってみましょう。
・誰かが用意してくれたごはん
・おすそ分けしてもらったお菓子
・庭先で見つけた小さな草花
・子どもの落書き
・同僚がそっとかけてくれたひとこと
その瞬間、
「うれしいな」「ありがとう」と思った記憶があるはずです。
絵手紙は、その気持ちを“カタチ”にする方法。
つまり、
「ありがとう」の記憶に結びついたモノが、
あなたのモチーフになります。
モチーフ選びのコツは「小さく・簡単・思い出せる」
初心者の方におすすめなのは、小さくて形がシンプルなもの。
そして、書く前から「ありがとう」のエピソードが思い浮かぶもの。
シンプルでかきやすく、思い出や気持ちとつながっているものがおすすめです。
▶ 「ありがとう」モチーフ例
🍙 おにぎり:「お弁当、いつもありがとう」
☕ マグカップ:「お茶の時間がほっとするね」
🌸 花(桜・チューリップなど):「春を感じさせてくれてありがとう」
🍊 みかん:「風邪のときにくれたみかん、甘くて元気が出ました」
📩 封筒・便せん:「手紙をありがとう、心があたたかくなりました」
絵の上手さよりも、
「どんな目線で見ていたか」
「どんな気持ちだったか」が絵手紙の魅力です。
あなたの“ありがとうのタネ”、ぜひ見つけて書いてみてくださいね。
まずは書いてみよう!初心者の私の“ありがとう”絵手紙が一枚できるまで・・・
最初の1枚は、“大切な誰か”を思って書いてみる
「絵手紙を書いてみたいけれど、私にできるかな?」
そんな不安がある方こそ、
実際に1枚書いてみると分かることがたくさんあります。
ここでは、初心者の私が
「母に感謝を伝える絵手紙」を書いた体験を、
工程とともにご紹介します。
【Step①】道具をそろえる(おうちにあるもの or 100円ショップでOK!)
今回使った道具はこちら
・水彩絵の具セット
・水筆(もしくは細筆と水)
・筆ペン
・はがきサイズの紙
・鉛筆やシャープペンシル、消しゴム(下書き用)
・色筆ペン(文字入れ用)
※絵の具は、濃くも薄くも自由に調整できるので、
初心者でも表現しやすいのが魅力。
水を多めに使えば、やさしいにじみも簡単に出せます。
【Step②】モチーフと下書き
モチーフに選んだのは、
母の好きな“テニス”からイメージした
「テニスラケットとにこにこ顔の黄色いボール」。
▶ まずは鉛筆(シャープペンシル)で
“うっすら下書き”からスタートし全体の構成を決めます。
いきなり筆で書くのはちょっと不安…。
そんな方も多いと思います。
そこで今回は、
普通の鉛筆(シャープペンシル)で構成を軽く下書きしてから
筆ペンを使いました。
やってみると、これだけで気持ちがぐっと楽になります♪
書いたのはこんな構図:
・真ん中にテニスラケット(少しいびつでもOK!)
・ラケットの上に、にこっと笑ったボールがちょこん
・上側に余白を残して、あとで言葉を入れるスペース
💡ポイント:
・下書きの線は濃く書かないこと(あとで消せるように)
ざっくり「こんな感じかな?」で十分!
・あえて絵をはみ出させるのも味がでます
【Step③】筆ペンで線をなぞる
下書きの上を筆ペンでなぞります。
ここでのポイントは「丁寧に書きすぎない」こと。
・線がふるえてもOK
・はみ出しても、それが“味”
・かすれや強弱も、その人の“らしさ”になります
特にラケットの輪郭などは、ちょっとゆがんでるくらいが手書きらしくて◎
【Step④】水彩絵の具で、色をのせていく
水彩絵の具で色を塗ります。
・ボール:黄色+オレンジ
・ラケット:淡い赤
・背景:ほんのりピンクをにじませる
※白い余白を残すことで、ふんわりした印象になります。
にじみもOK!やさしさが伝わるポイントです。
💡水筆があれば、
境目をスーッとなでるように動かすだけで自然なぼかしが出せます。
もし水筆がない場合は、普通の細筆+水でも大丈夫です!
▶ 水筆のぼかし方(初心者の方向け手順)
① まずは絵の具でざっくりと塗る
→ 完璧に塗らなくてもOK。
ちょっとムラがあるくらいが自然です。
② 水筆を軽くティッシュで湿らせて調整
→ 水が出すぎると紙がふやけるので、「筆先が少ししっとり」くらいが◎
③ 塗った色の“境目”や“端っこ”を、外に向かってなでるように動かす
→ 力を入れず、スーッと優しく。
④ にじみが出てきたらOK!
→ 色がふわっと広がる感じが出れば成功!
→ 水を足したい場合は、少しずつ追加で。
⑤ にじみすぎたら、すぐにティッシュで軽くおさえる
→ 乾くと落ち着くので、焦らず調整!
【Step⑤】言葉を添える
最後に、筆ペンで気持ちを込めた言葉を添えます。
今回は「いつも明るさを ありがとう」にしました。
筆ペンの線には感情がにじみます。
文字に自信がない方はサインペンでもOK!
くっきり読みやすいです。
✍ 筆ペンで書くときのコツ(初心者でも安心)
1.まずは深呼吸。あわてず一文字ずつ
→ 書く前に軽く練習すると◎。
特に「ありがとう」は練習しやすい言葉です。
2.紙を回して書きやすい角度に調整
→ 正面で書こうとせず、腕が自然に動かせる角度でOK!
3.一筆ずつ“とめ・はね・はらい”は意識しすぎない
→ ふるえたり、線が太くなってもそれが“らしさ”になります。
4.文字の大きさに変化をつけると味が出る
→たとえば漢字や末尾の文字をを少し大きめにするなど・・
5.余白を意識して配置する
→ 絵の近くではなく、
少し“空間”をあけた場所に書くと、余韻が生まれます。
🖋 筆ペンならではの魅力
・筆圧の違いで自然に強弱がつくので、感情がにじむような文字になります。
・にじんだり、かすれたりすることで、
「声」が聞こえてくるようなあたたかさが生まれます。
・サインペンよりもゆっくり書く分、気持ちを込めやすいです。
※ 「文字にも気持ちを込めたい」「やさしい雰囲気を出したい」
そんな時にぴったり。
✒ サインペンでももちろんOK!サインペンならではの魅力
「筆ペンはちょっと難しそう…」という方も安心してください!
サインペンでも、じゅうぶん素敵な絵手紙になります。
・線がはっきりしていて、くっきり読みやすい
・細かい文字や、かすれを出したくない場面にも向いている
・書き慣れているから、安心してスラスラ書ける
※「まずは気軽に書きたい」
「文字に自信がない」
「ハガキがにじみやすくて心配」
そんなときは、サインペンから始めるのも大正解です!
大事なのは「どの道具を使うか」ではなく、
「どんな気持ちで書くか」。
筆ペンでもサインペンでも、
あなたの言葉と想いが伝わればそれが一番の魅力になります。
【Step⑥】仕上げにサイン
最後に自分の名前や印を、そっと添えましょう。小さな消しゴムハンコでも◎。
これで、あなただけの“ありがとう”絵手紙が完成です!
💡ポイント:
・大きすぎず、目立ちすぎず
・左下や右下にちょこんと添えるだけで、
「自分の作品」としてぐっと完成度が上がります。
「書いたのは、私です」というサインがあるだけで、
見る人の心に残る一枚になりますよ。
\あなたも、まず1枚書いてみませんか?/
私も最初は「うまく書けるかな?」と不安でした。
でも、手を動かした瞬間から、
“ありがとう”の気持ちはどんどんあふれてきました。
料理、お花、お守り、小さなお菓子…
あなたの「ありがとう」を表すモチーフが、きっと近くにあります。
あなたも、まず一枚書いてみませんか?
書き始めると、自然と気持ちがこもってきますよ♪
ちょっとしたひと工夫で私らしく。絵手紙の仕上げを楽しむ書き方作り方
仕上げに“自分らしいひと工夫”を加えると、絵手紙がもっと愛おしくなる
絵と言葉だけでも十分に心のこもった絵手紙ですが、
ほんの少し工夫を加えるだけで、
「もっと自分らしい一枚」に仕上げることができます。
自分らしい“ひと工夫”は、相手に喜ばれるだけでなく、
書いている自分自身も楽しく、
絵手紙がさらに愛おしく感じられるようになります。
(左)背景に◯のシール、猫ちゃんの下半身にお菓子の銀紙を貼りました。
(右)花束の包装部分にシールを重ね付け+ふちどりを手書きで入れてみました。
たとえば、こんな素材で「ちょい足し」できます
①ミニサイズのシール(100円ショップでOK)
・小さなハート、星、季節のモチーフなど
・角にワンポイント添えるだけで華やかさがアップ
・「春→桜」「夏→ひまわり」
「ありがとう→ハート」など、気持ちに合わせて選べる
※背景に迷ったときなど、一気に雰囲気を出してくれます♪
②折り紙の切り抜き
・和紙柄の折り紙を、好きな形に切って貼る
・「桜の花びら」「リボン」「封筒型」など工夫次第で楽しい
・ちょっとずれたり、形がいびつでも大丈夫。
それが“手作り感”になります
※折り紙でなくてもチラシや新聞の切り抜きもおすすめ♪
③マスキングテープ
・カラフルな縁取りや、貼るだけでアクセントになる柄もの
・「上下のふちに貼る」「絵の近くにちょっとだけ」が定番テク
④スタンプ(ひらがなやイラスト系)
・「ありがとう」や「ほんのきもち」など文字スタンプ
・動物や植物などのワンポイントも可愛い
※手作りの消しゴムスタンプも味が出るかも♪
⑤ 手書きの“ふちどり”や“枠”
・絵手紙のまわりに点線や波線を書くだけで、絵日記のような雰囲気に
・カラーペンや筆ペンで、あえて雑に書くのが味になる
※いろいろな線、配色であなたらしさがグッとアップ♪
【実際のアレンジ例:母への絵手紙に一工夫してみました】
🌸桜の季節なので桜の花びらのシールを加えてみました
工夫は「やりすぎず、さりげなく」がポイント
アクセントは、1〜2個加えるだけで十分♪
気持ちや絵の雰囲気を引き立てるように取り入れるのがコツです。
おうちにあるもので大丈夫!!
折り紙、シール、新聞紙、マスキングテープ…
文具箱や引き出しに眠っている素材が、
あなたの「らしさ」を引き出してくれますよ。
ちょっとした工夫で、相手に伝わるあたたかさがグッと増す。
そんな一枚に仕上がると、書くことがもっと楽しくなります♪
「わたしの一枚」になるための“最後のひと手間”、
ぜひ、楽しみながら加えてみてください♪
誰かに贈っても、自分だけの1枚でも。絵手紙をカタチの記録に♪
絵手紙は「誰かのため」だけでなく、「自分の記録」としても楽しめる
絵手紙は、
誰かに「ありがとう」を届ける手紙であると同時に、
自分自身の心を記録する「小さな日記」のような存在にもなります。
「贈るため」だけじゃない、自分のための絵手紙
ふだん私たちは、絵手紙=誰かに送るもの、と考えがちです。
でも実は、「自分のために書く絵手紙」も、とても価値あるもの。
今日感じたこと、ちょっと嬉しかった出来事、
小さな気づきや心の動き…
それを絵と一言にするだけで、日常が豊かに感じられます。
「ありがとう」と感じた瞬間を、自分の手でカタチにしておく。
それは、心の整理や癒しにもつながります。
こんなときに“自分用”絵手紙がおすすめ♪
・朝のコーヒーが美味しかった日
・空がきれいでつい見とれた夕方
・子どもと手をつないで歩いた夕暮れ道
・ペットの仕草に思わず笑顔になったとき
・誰かのやさしいひと言に心があたたかくなった瞬間
絵手紙を“記録”として残すアイデア
●絵手紙アルバムを作る
・クリアポケットファイルに入れて時系列に並べていくと、
小さな日記帳のように楽しめます。
●日記帳や手帳に貼る
・毎日じゃなくてOK。書きたいときだけで大丈夫!
・簡単なメモを添えて、その日の気持ちを残すと、心の記録帳に。
●写真を撮ってSNSでシェア
・SNSにアップすれば、共感の輪も広がるかも・・♪
・離れた家族にLINEで送るだけでも「心の便り」を届けられます。
“誰かのため”でも“自分のため”でも。自由な絵手紙をもっと気軽に楽しもう
「絵が下手だから」「誰かに見せるのは恥ずかしい」
そんな気持ちがある方こそ、
まずは“自分のため”の絵手紙をおすすめします。
ぎこちなくても、にじんでも、かすれても大丈夫。
その1枚には、あなたの“今日”がちゃんと刻まれています。
慣れてきたら、1枚だけ人に渡してみるのもアリ。
「ありがとうって言いたくて書いてみたよ」
そんな気持ちが伝わるだけで、
受け取った人はきっと嬉しいはずです♪
絵手紙に正解はありません。
贈っても、飾っても、残してもOK。
「ありがとう」「おつかれさま」「よくがんばったね」
まずは、今日の気持ちを、一枚の絵手紙に残してみませんか?
おわりに:上手じゃなくて大丈夫!“キモチをカタチにする”ってこんなに楽しい♪
うまくなくていい。心をこめて書いた絵手紙は、ちゃんと「伝わる」
絵が上手じゃなくても、
字がきれいじゃなくても、
絵手紙は楽しめます。
それどころか、
不器用な線や、にじんだ色の中にこそ、
心が伝わる力があります。
「上手じゃなくてもいい」から、始められる
私自身、
「絵も下手だし、字もぐにゃぐにゃだし…」と最初は不安でした。
それでも、1枚書いてみたら、
思った以上に気持ちが乗ってくる。
ぎこちない中にも、
自分の想いがちゃんと表れているのを感じました。
書くことで気づける、気持ちのカタチ
絵手紙を書いていて、
ふと浮かんだ「ありがとう」や「あの人の顔」——
それらは、書いているからこそ気づける、
自分の中の大切な想いです。
書くことは、ただの作業ではなく、
自分の心と向き合うひととき。
そして、その一枚が、
誰かの心をやさしく照らすかもしれません。
絵手紙の魅力は「正解がない」こと
「こう書かなきゃ」
「上手に書かなきゃ」
なんて思わなくて大丈夫!
あなたの感じたまま、
思ったままを、自由にのせてください。
色づけする時間も、
言葉を選ぶひとときも、
すべてが絵手紙の楽しさです。
キモチをカタチにする、心地よい習慣をあなたにも・・♪
絵手紙は、
気持ちを届ける手段であり、心を整える習慣にもなります。
書いているときの静けさ。
思い出す誰かの顔。浮かんでくる「ありがとう」の気持ち。
そのすべてが、日常の中でほっと心を温めてくれる時間です。
まずは、気軽に一枚。
今日の「ありがとう」や「おつかれさま」を、
絵手紙でカタチにしてみませんか?
きっと、自分自身にも、まわりの誰かにも、やさしい気持ちが届くはずです。
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